借金返済

借金返済と家族が保証人の場合

借金返済は、借金をした人の義務です。
基本的に家族は借金を肩代わりする法的な義務は一切ないとされています。
しかし、場合によっては支払いの義務が生じることもあるため注意が必要です。
支払いの義務が発生するケースとしては、借金の保証人または連帯保証人になっている、未成年である借主の法定代理人になっている、借金がある家族がなくなり自分が相続人であるという場合になります。
この3つに当てはまらなければ、借金を肩代わりする必要はないのです。もし貸主に家族だからという理由で支払いを請求された場合には、支払いの義務はないと言って拒否することが大切です。
また、貸主の取り立てに協力する必要もないため、借主の居場所や連絡先を聞かれても応じる必要はないとされています。
ただし、貸主に対して支払いをしなくれはならないケースがあるということもしっかり理解する必要があります。

借主が借金返済できなくなった時に、代わりに返済する義務のある人のことを保証人といい、連帯である場合とは幾つか違ってきます。
貸主がいきなり借金を返せと請求してきた場合には、通常はまず借主に請求することができます。しかし、連帯の場合にはそのような主張ができないとされています。
借主が返済できる資金があるにもかかわらずに返済を拒否した場合、通常は資金力があることを理由に貸主に対して財産に強制執行することを主張することができます。連帯の場合には主張することができず、借主が資金力あっても貸主に対して返済する必要があります。
保証している人が複数人いるという場合には、頭数で割った金額のみを返済することが可能です。連帯の場合にはすべての人が全額返済する子必要があります。
このように、連帯かそうでないかでは責任の重さが大きく異なってきます。そのため現在では、連帯で保証させることがほとんどです。
連帯してしまい借金義務が生じたものの、返済できずに問題を抱えている人も多く問題となっています。
知らないうちに保証人にされてしまうこともあるため注意が必要です。
通常は本人の署名や押印が必要となり、場合によっては実印や印鑑証明書が求められます。つまり、実印や印鑑証明書さえあれば本人でなくても契約できてしまうとされています。
万が一、知らない場合にさせられていたという場合には、なった覚えはないとしっかり主張することが大切です。
一部でも支払ってしまうと、支払い義務が生じます。

未成年が借金をする場合には法定代理人の同意が必要です。そのため法定代理人となった時点で、未成年者の借金に同意したということになり、支払いの義務が生じます。
法定代理人の同意なく未成年者が同意した場合には、法定代理人に支払いをする義務はないとされています。
人が亡くなった場合には、相続人が借金を財産として相続する可能性があります。これは相続を放棄することで支払う必要がなくなります。
借金で問題が起こった場合には、弁護士などに相談することをおすすめします。